東芝、世界最小のフルHD対応HDDビデオカメラ「gigashot Aシリーズ」など

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2007/09/25 22:15

 東芝は9月25日、HDD内蔵ビデオカメラ「gigashot」で、フルハイビジョン(フルHD)撮影に対応した「gigashot Aシリーズ」を11月中旬に、ハイビジョン撮影対応の「gigashot Kシリーズ」を10月下旬に発売すると発表した。

 「gigashot Aシリーズ」は、1920×1080画素のフルHD映像の撮影に対応。放送用テレビカメラ分野で高い評価を受けているフジノン製の広角35.9mmレンズを採用し、狭い場所でも広い範囲を撮影できる。さらに大口径レンズと独自の画像処理エンジン「Real-Vエンジン」を搭載し、暗い場所でもノイズを軽減して被写体を明るく撮影できるという。

  大容量100GBのHDDを内蔵した上位モデル「gigashot A100F」は、最高画質(XQモード)で約12時間、標準画質(SPモード)で最長約23時間20分の撮影が可能。「レグザリンク」にも対応しており、同社製液晶テレビ「REGZA Z3500/C3500/RF350シリーズ」とHDMIケーブルで接続すれば「REGZA」のリモコンで、「gigashot」本体の電源をオフにしたり、撮影した動画の再生などの操作が可能。本体サイズは、フルHD対応のHDDビデオカメラとしては世界最小の幅78.1×奥行き135.4×高さ79mm、重さは約485-495g。

  「gigashot Kシリーズ」は、1280×720画素のハイビジョン画質での撮影に対応。プログレッシブ方式を採用しており、ちらつきの少ないきれいな画質で撮影できる。80GBのHDDを内蔵した上位モデル「gigashot K80H」は、最高画質(SHQモード)で約11時間30分、標準画質(SPモード)で最長約19時間10分の撮影が可能。本体サイズは幅86.8×奥行き146.8×高さ80.0mm、重さは約500-515g。

  両シリーズとも、よく使う「RECボタン」「ズームレバー」が青く点灯し、初めて使う人でも迷わず操作できる「オートモード」を搭載。液晶を開いたり、電源ボタンをオンにするだけで瞬時に起動する「スタンバイモード」、一定の範囲より広角にならないように制限をかけられる「ステージモード」なども搭載する。また、SD/SDHCカード対応スロットを装備し、「Aシリーズ」は静止画を、「Kシリーズ」は静止画に加えハイビジョン動画を、SD/SDHCカードに記録できる。

  価格はオープン。実勢価格は、フルHD対応モデル「gigashot Aシリーズ」で、HDD容量100GBの「gigashot A100F」が18万8000円前後、40GBの「gigashot A40F」が15万8000円前後の見込み。ハイビジョン対応モデル「gigashot Kシリーズ」は、HDD容量80GBの「gigashot K80H」が12万8000円前後、40GBの「gigashot K40H」で10万8000円前後の見込み。

東芝=http://www.toshiba.co.jp/
「gigashot」=http://www.gigashot.net/mobileav/movie/


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