ソニー、有効1247万画素のCMOSイメージセンサー、デジタル一眼レフ向けに

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2007/08/21 14:41

 ソニーは8月20日、デジタル一眼レフカメラ向けに、APS-Cサイズ(対角28.40mm/1.8型)で有効1247万画素を実現した高速・高画質なCMOSイメージセンサー「IMX021」を発表した。サンプル価格は4万円。

 「IMX021」は、アナログとデジタルの両回路を同一チップ上に集積化できるCMOSイメージセンサーの特徴を生かしながら、A/D変換器を画素の垂直列ごとに並列配置した「列並列A/D変換方式(カラムA/D変換方式)」を採用。これより、垂直信号線に読み出されたアナログ信号を、最短で各列のA/D変換器に直接伝送することが可能。アナログ伝送中に混入するノイズによる画質の劣化を抑制する。同時に、「全画素読み出しモード」で高速の10.39フレーム/秒(12ビット)で信号を読み出せるようになった。

 また、A/D変換動作を並列に処理するため、画素数やフレームレートが増加した場合でも、並列処理をしない回路構成と比べて低い周波数でのA/D変換が可能。これにより、高周波帯域のノイズ成分の影響を受けることのない高画質性能を実現した。

 「列並列A/D変換方式」では、アナログCDS回路に加えてデジタル化したCDS回路も各列に配置。この列並列デジタルCDS回路は画素ノイズを低減するほか、アナログCDS回路で発生するノイズや列ごとの処理のばらつき、A/D変換器の処理のばらつきも同時に低減する。こうしたアナログ・デジタルの両回路で高精度なノイズキャンセルを行う「デュアルノイズキャンセル方式」により、ノイズの少ない信号をカメラ本体の画像処理回路に送出できるため、高画質なデジタルスチルカメラを開発することが可能になるという。

 「IMX021」の総画素数は約1305万、有効画素数は約1247万、実効画素数は約1241万。チップサイズは28.0×22.3mm、ユニットセルサイズは5.49×5.49μm。同社は、デジタル一眼レフカメラに新たな付加価値を提供する主要デバイスの1つとして、「IMX021」を社内外に積極的に販売していく。

ソニーhttp://www.sony.co.jp/


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