シマンテック、「インターネットセキュリティ 2008」日本語β版、8月末まで

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2007/07/24 10:15

 シマンテックは7月23日、総合セキュリティソフト「ノートン・インターネットセキュリティ」の次期バージョン「ノートン・インターネットセキュリティ 2008」の日本語パブリックベータ版の無償公開を開始した。これまで英語版のみでベータテストを行ってきたが、今回初めて日本語を含む多言語対応で実施する。

 「ノートン・インターネットセキュリティ 2008」は、新機能として、オンラインショッピングやオンラインバンキング、インターネットサーフィンを行う際、個人情報の盗難から保護する機能や、ネットワークセキュリティ監視機能を搭載。また、「SONAR(Symantec Online Network for Advanced Response)」技術に基づき、ビヘイビア分析(ふるまいの分析)による保護を強化し、標準的なシグネチャベースの定義が作成される前であっても、新たなスパイウェアやウイルスを検出できるようにする。

 パブリックベータ版の公開期間は8月末頃までの予定。同社の日本語ウェブサイトからダウンロードできる。インストール後、30日間の試用が可能。対応OSはWindows Vista Home Basic/Home Premium/Business/Ultimateと、Windows XP Home Edition/Professional/Media Center Edition。

 同社は今回のパブリックベータ版によって、幅広い国や地域のユーザーから得たフィードバックを参考にし、07年秋頃に製品版を正式に発表する予定。

シマンテック=http://www.symantec.com/ja/jp/
「ノートン・インターネットセキュリティ 2008 ベータ版」=http://www.symantec.com/ja/jp/home_homeoffice/beta/overview.jsp?pvid=nis2008beta


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