日本HP、タッチスクリーンで簡単操作の小型フォトプリンタ、加工機能も充実

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2007/07/18 21:15

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長執行役員)は7月18日、パソコンと接続することなく、タッチスクリーンで簡単に操作できる小型フォトプリンタ「HP Photosmart A628 Compact Photo Printer」を8月2日に発売すると発表した。価格は2万4990円。

 本体に装備した4.8インチのタッチスクリーンに表示されたボタンを指先や付属のタッチペンでタッチするだけで、電源オン/オフ以外のすべての操作ができるのが特徴。写真表示以外の左右のスペースに、そのとき使用できる機能に応じたボタンのみ表示する独自の「Magic Frame」に対応。プリントする写真は3.5インチの大画面で確認できる。1度に4枚までの写真を表示・選択することも可能で、従来モデル「A616」の倍の速さで写真をブラウズできる。

 インクは、CMY一体型のHP Viveraインクを採用。メモリカードスロットは新たに対応したSDHCカードを含め、一般的なすべてのメモリカードに対応。ダイレクトプリントの標準規格「PictBridge」や、iPodからの写真プリントにも対応する。別売りのHP bt450 Bluetoothワイヤレス・プリンタ・アダプタ「Q6398A」を接続すれば、Bluetooth対応携帯電話などからワイヤレスでプリントすることも可能。さらに、別売りのHP Photosmart用内蔵バッテリを使用すれば、コンセントのない場所でも使える。

 用紙はL判・ハガキ・2L判に対応し、フチなしプリントが可能。給紙トレイに用紙をセットすると自動的に用紙サイズを判別し、最適な設定でプリントする「HP自動用紙認識テクノロジー」も搭載する。1枚あたりのプリント速度はL判が約65秒、2L判が約103秒。

 また、計204種類のデザインテンプレートを収録するほか、人物写真を実物よりスマートに加工するスリミング、赤目補正など、さまざまな写真加工機能を搭載。付属のタッチペンで写真に文字や絵を自由に書き込める手書き機能も備える。プリント中に次の写真を加工することも可能。本体サイズは幅252×奥行き117×高さ132mm、重さは1.52kg。パソコンの対応OSはWindows Vista、XPと、Mac OS X v10.3.9/v10.4。

 同社では、応募者から抽選で300人を対象に、同機とL判用紙100枚を無償で貸し出すモニターキャンペーンを実施。モニター期間終了後、期日までにアンケートに回答し、モニター製品で作成したオリジナル作品3点を提供した人に、貸し出した「A628」をプレゼントする。キャンペーンの応募期間は7月20日12時?8月8日17時。モニター期間は8月18日?9月7日。専用ウェブページで応募を受け付ける。

日本ヒューレット・パッカード=http://www.hp.com/jp/
「HP Photosmart A628 Compact Photo Printer モニターキャンペーン」=http://www.hp.com/jp/inkjet_monitorA628/


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