レノボとKDDI、CDMA 1X WIN対応通信モジュールを搭載したモバイルノートPC

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2007/07/10 20:00

 レノボ・ジャパン(天野総太郎社長)とKDDI(小野寺正代表取締役社長兼会長)は、KDDIのCDMA 1X WIN対応通信モジュールを内蔵したノートPCを共同開発し、7月11日からレノボが販売を開始すると発表した。国内の携帯電話通信事業者の通信モジュールを組み込んだPCは日本で初めて。

 ラインアップは、ディスプレイに解像度1024×768ドットの12.1型液晶を搭載したB5モバイルノートPC「ThinkPad X61」「ThinkPad X61s」の2製品。価格は、「ThinkPad X61」が24万6750円、「ThinkPad X61s」が22万5750円。

 「ThinkPad X61」は、CPUにCore 2 Duo T7300(2.0GHz)を搭載し、メモリは1GB、HDD容量は160GB。「ThinkPad X61s」はCore 2 Duo L7300(1.40GHz)、メモリ512MB、HDD80GBを搭載する。OSはともにWindows XP Professional。共通の特徴として、WIN対応通信モジュールに加え、無線LANBluetooth機能を実装。セキュリティ面では、指紋認証機能を搭載する。

 両製品に内蔵する通信モジュールは京セラ製の「KCMP」で、ノートPC用の小型の拡張カード規格「PCI Express mini card規格」に準拠しており、同規格に対応した各種製品に組み込める。通信速度は下り最大2.4Mbps(ビット毎秒)、上り最大144Kbps。

レノボ・ジャパンhttp://www.lenovo.com/jp/ja/
KDDIhttp://www.kddi.com/


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