NHK、デジタル放送のデータサービスで地図付きの避難所情報を提供

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2007/07/09 14:10

 日本放送協会(NHK、橋本元一会長)は7月6日、薄型テレビなど、デジタル受信機器のインターネット接続機能を利用したデータ放送サービス「NHKデータオンライン」で、地図付きの避難所情報を提供するサービスを7月2日から開始したと発表した。

 大雨や地震など、大きな災害が起きた場合の避難所・避難場所の名称、所在地、電話番号などの情報を地図とともに提供する。サービス開始当初は関東地区1都6県の合計約1万8700件の避難所情報を提供し、順次、全国に広げていく。なお、神奈川県平塚市、群馬県六合村は、避難所見直しのため、現在データを提供していない。

 また、受信機に郵便番号を登録しておけば、居住している市区町村の避難所・避難場所がすぐに確認できる。居住地域以外でも検索機能を使って市町村名から関東地区の避難所・避難場所を自由に探し出すことが可能。このほか、当該避難所だけでなく周辺にある避難所も合わせて表示する。

 受信するためには、インターネット接続しているデジタル放送対応受信機で、リモコンの「d」ボタンを押してデータ放送のトップ画面を表示する。地上デジタル放送の場合は、「青」ボタンを、BSハイビジョン放送(BShi)の場合はトップ画面にある「データオンライン」ボタンを押してインターネットに接続し、「緑」ボタンを押せば避難所情報が表示できる。

日本放送協会=http://www.nhk.or.jp/


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