シャープ、使い勝手を高めたHDD-DVDレコーダーとラック型サラウンドシステム

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2007/07/03 10:00

 シャープは7月2日、同社の液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」と連携動作する「AQUOSファミリンク」に対応したデジタルチューナー内蔵のHDD-DVDレコーダー「AQUOSハイビジョンレコーダー」5機種を8月21日から順次発売すると発表した。

 地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基搭載し、デジタル放送を2番組同時に録画できる上位モデル3機種と、地上・BS・110度CSデジタルチューナー各1基のエントリーモデル2機種をラインアップ。上位モデルは、高速赤外線通信「IrSS」やUSB端子経由で転送した写真をテレビで再生できる「フォトシステム」も搭載する。

 HDMI出力端子を搭載し、対応する同社製液晶テレビと接続すれば付属のリモコン1つで操作できる「AQUOSファミリンク」に対応。また、リンク機能を使って「AQUOS」の設定情報を取得することで、チャンネル設定などの初期設定を自動で行う「らくらくセットアップ」をはじめ、DVDへのダビング(ムーブ)などの基本操作の使い勝手を改善した「らくらく操作機能」を新たに搭載した。

 さらに、チャンネルを縦方向、時間を横方向に並べた従来の電子番組表に加え、新聞のテレビ欄と同じレイアウトも選べる「新・電子番組表」を採用。「新・電子番組表」は同日発表した新製品「AQUOS Gシリーズ」でも採用しており、「AQUOS」との親和性を高めた。

 価格はオープン。実勢価格は、デジタルチューナー各2基の上位モデルで、HDD容量が1TBの「DV?ACW80」が19万円前後、500GBの「DV?ACW75」が13万円前後、250GBの「DV?ACW72」が11万円前後の見込み。シングルチューナーモデルは、HDD容量500GBの「DV?AC75」が11万前後、250GBの「DV?AC72」が9万円前後の見込み。

 また同社は、2チャンネルスピーカーシステムとサブウーハーを内蔵したシアターラックシステム「AN-ACX2」も8月21日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は13万5000円前後の見込み。

 独自の高性能アンプ「1ビットデジタルアンプ」を備え、ジャズ、クラシック、ロック、カヨウキョク(歌謡曲)、ライブの5モードを追加した計11種類のサウンドモードを搭載。「ドルビーバーチャルスピーカー」「Audistry(オーディストリー) by Dolby」も搭載しており、2チャンネルスピーカーとサブウーハーだけで再生音が背後や側面から聞こえるような5.1チャンネルサラウンド効果を得ることができる。

 また、レコーダー同様、「AQUOSファミリンク」に対応し、HDMI端子で接続したテレビなどから取得した番組情報に合わせて最適なサウンドモードが自動選択されるといった連携機能を搭載。HDMI入力端子は2系統装備し、2台のAQUOSファミリンク対応機器を接続できる。

 横幅は、52V型から37V型の液晶テレビ「AQUOS Gシリーズ」に対応する1350mm。ラック部分にはレコーダーなどが収納できる棚を4段装備し、高級感あるデザインに仕上げた。

シャープ=http://www.sharp.co.jp/


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