富士通コンポーネント、キータッチを3段階にカスタマイズできるキーボード

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2007/06/28 20:03

 富士通コンポーネントは、キーを押した感触を3段階にカスタマイズできる日本語108キー配列のUSBキーボード「Libertouch(リベルタッチ) FKB8540シリーズ」を発売した。カラーは白と黒の2色。価格はオープンで、実勢価格は1万8000円前後。

 富士通コンポーネントは、キーを押した感触を3段階にカスタマイズできる日本語108キー配列のUSBキーボード「Libertouch(リベルタッチ) FKB8540シリーズ」を発売した。カラーは白と黒の2色。価格はオープンで、実勢価格は1万8000円前後。


 荷重の異なる付属の交換ラバーとキートップ引き抜き工具を使って、自分だけのキー感触にカスタマイズできるのが特徴。購入時は入力荷重を約0.44N(約45g)に設定したラバーを使用しているが、約0.34N(約35g)か約0.54N(約55g)の交換ラバーを装着すれば、キーの押し心地を通常より「軽く」あるいは「重く」できる。

 交換ラバーはすべてのキーに装着可能。ただし、各15個ずつのため、全部のキーを変更することはできない。ラバーは重さによって色が異なり、軽量の35gがオレンジ、デフォルトの45gが青、最も重い55gは白となっている。

 ソフトで自然なキーストロークや柔らかな打鍵音、ラバーとバネの組み合わせによる従来のキーボードとは異なるタッチも特徴。キーストロークの荷重変化がピークを過ぎて滑らかに減少し、ボトム荷重となる前に入力が完了する独自の構造を取り入れ、「ピーク荷重」「荷重の減少率」「入力される位置」の3項目を最適化することで、軽いタッチと確実な入力を実現した。打鍵音も、同社の従来モデルに比べ約40%低減しており、入力時のストレスを軽減する。


 サイズは幅456×奥行き170×高さ39.5mm。インターフェイスはUSB1.1でUSBハブとして使えるUSBポートを1つ装備する。ケーブルの長さは約1.6m。

 「Libertouch」は、「自由(Liberta)」と「タッチ(Touch)」を組み合わせた造語。同社では今後、キー配列やインターフェースなどを変更したモデルを追加し、「Libertouch FKB8540シリーズ」のラインアップを拡充する予定。