CIPP、活動概要や活動報告を掲載する公式サイトを開設

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2007/06/20 10:26

 インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会(CIPP)は6月19日、CIPPの活動目的や、参加メンバーなどの活動概要と活動報告を掲載する公式サイトを開設したと発表した。

 インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会(CIPP)は6月19日、CIPPの活動目的や、参加メンバーなどの活動概要と活動報告を掲載する公式サイトを開設したと発表した。

 今後、CIPPでは、インターネットオークションに出品される海賊版・模倣品に関して、オークション事業者が出品情報の削除を行う際の基準や、権利者が行うべき作業などについて定める「知的財産権侵害品流通防止ガイドライン」を作成するほか、新規参加メンバーも募集し、知的財産権侵害品の流通防止に注力していく。

 CIPPは、インターネット上での知的財産権侵害品の流通防止を目的として、権利者(団体)やオークション事業者が05年12月に設立した民間の組織。07年4月1日現在、権利者・権利団体は日本国際映画著作権協会、日本動画協会、日本レコード協会、本田技研工業、ユニオン・デ・ファブリカン、松下電器産業、コンピューターソフトウェア著作権協会の7団体が参加。オークション事業者はアイ・オークションネット、WIN、ディー・エヌ・エー、楽天オークション、ヤフーの5社が参加している。

 また警察庁、経済産業省、総務省、内閣官房知的財産戦略推進事務局、文化庁、日本音楽著作権協会、ライブドアがオブサーバーとして参加している。