日立マクセル、全国100校の小学校1年生に防犯ブザー交換電池を提供

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2007/06/19 10:15

 日立マクセル(角田義人執行役社長)は6月18日、総合的な学習の支援ウェブサイト「KIDSわんだーらいぶらりー」で、小学校に電池を提供し、児童と家族に防犯ブザーの電池残量チェックの大切さを伝えるキャンペーン「防犯ブザーの電池・チェック&交換キャンペーン」を6月20日から実施すると発表した。日立マクセルでは06年12月にも行っており、今回が3回目。

 日立マクセル(角田義人執行役社長)は6月18日、総合的な学習の支援ウェブサイト「KIDSわんだーらいぶらりー」で、小学校に電池を提供し、児童と家族に防犯ブザーの電池残量チェックの大切さを伝えるキャンペーン「防犯ブザーの電池・チェック&交換キャンペーン」を6月20日から実施すると発表した。日立マクセルでは06年12月にも行っており、今回が3回目。

 キャンペーンでは、防犯ブザーの交換用電池の提供を希望する小学校や自治体・教育委員会、PTAを募り、小学校1年生全児童を対象に、アルカリ乾電池か酸化銀電池などの防犯ブザー交換用のボタン・コイン電池を提供する。マクセルでは電池を提供することで、防犯ブザーの定期的なチェックや電池交換について啓発を図る。

 第3回となる今回は、全国の小学校を対象に、6月20日?9月20日の1期に50校、9月21日?12月20日の2期に50校の合計100校を募集し、1年生の児童数や使用電池の種類・個数に合わせて防犯ブザー用の交換電池を提供する。チラシやアンケートも配布する。アンケートについては結果をサイト上で発表する。

 日立マクセルでは去年実施した第2回キャンペーンで、134校の小学校に電池を提供し、約9000人の児童と、その家族に防犯ブザーの電池残量チェックに対する啓蒙を行った。また、キャンペーン中に行ったアンケートでは、防犯ブザーの機能を定期的にチェックしている世帯は約4割で、6割は定期的にチェックをしていないことがわかった。

 現在、多くの小学校で生徒に防犯ブザーを支給しているが、電池切れなどが原因で緊急時に正常に作動しなければ、子どもたちが役立てることができない。同社ではキャンペーンを通じ、防犯ブザーが的確に活用されるよう、定期的なチェックや電池交換を訴えていく方針。