NECとNECパーソナルプロダクツは6月5日、再生パソコン「NEC Refreshed PC(NECリフレッシュPC)」事業において、使用済みPCの買い取りを強化するため、買い取り時に企業の構内でデータ消去を行う「法人向け出張データ消去サービス」を6月11日から開始すると発表した。

 法人ユーザーから使用済みPCを買い取る際に、NECのサービスエンジニアがユーザー企業を訪問し、企業の構内でPCのHDDに残っているデータの消去を行うサービス。通常、NEC Refreshed PC向けに買い取ったPCはNECの工場内でデータ消去を行うが、「法人向け出張データ消去サービス」では、ユーザー企業の構内でデータ消去作業を行ってから工場に運ぶため、輸送時の情報漏えいを防止することができる。

 データの消去方法は、米国防総省NSA規格に準拠したNEC独自のデータ消去ソフトによる消去方式や、HDDに穴を開けて物理的に破壊する方式などから選択することが可能。出張地域は関東、中部、近畿で、これ以外の地域については別途相談に応じる。

 サービス料金は、「訪問基本料金」と、データを消去するHDDの台数に応じた「データ消去費用」の合計となる。訪問基本料金の税別価格は、HDD10台までが1万円、11?25台までが1万8000円、26?50台までが2万6000円、51台以上は個別見積もり。データ消去費用の税別価格は、HDD10台までの場合で、ソフトによる消去が11台あたり3100円から、HDDの物理破壊が1台あたり5500円から。

 NECはこれまでも、買い取ったPCからの情報漏えいを防止する取り組みを行ってきた。加えて、今回の「法人向け出張データ消去サービス」を開始することで、使用済みPCの買い取り工程におけるセキュリティを向上させ、法人ユーザーが安心してPCを売却できる環境を整備する。