プラズマテレビで37V型の最上位機種が好調だ。「BCNランキング」5月第4週(5月21-27日)の販売台数シェアでは、07年4月発売の松下電器産業「TH-37PX70SK」が14.4%で、5月第2週(5月7-13日)から3週続けて1位を獲得している。

 プラズマテレビで37V型の最上位機種が好調だ。「BCNランキング」5月第4週(5月21-27日)の販売台数シェアでは、07年4月発売の松下電器産業「TH-37PX70SK」が14.4%で、5月第2週(5月7-13日)から3週続けて1位を獲得している。


 「TH-37PX70SK」は、同社のプラズマテレビ37V型モデルの最上位機種。高画質回路「PEAKS(ピークス)」の搭載でノイズを抑えた美しい映像を再現し、「低反射クリアパネル」で画面への映り込みを低減したのが特徴。解像度は水平1024×垂直720画素。サウンドは、下部の2つのウーハーと左右のサイドスピーカーから迫力のある音声を出力するので「映画を視聴するのに向いている」(都内大手量販店店員)という。


 同機種のシリーズはブラックのほかシルバーのカラーバリエーションがあり、「今年はブラックが人気」(同)。HDMI端子は3つ備える。付属の小型スタンドは左右20度まで角度調節が可能。このほか、松下の薄型テレビ共通の特徴で、同社のHDD・DVDレコーダーと接続すればテレビと1つのリモコンで操作できる「ビエラリンク」に対応する。前面にはSDカードスロットを装備するので、SDカードに保存したデジタルカメラの写真も表示できる。

 実勢価格は20万円台前半だが、「TH-37PX70SK」のような上位モデルはスタンダードモデルより数万円多く出せば購入できるので、「少し高くても(サイドスピーカーなどの)付加価値のある機種を買う人が多い」(同)ことが、1位をキープしている背景にあるようだ。


 06年11月-07年4月のメーカー別販売台数シェア推移を見ると、松下、日立、パイオニアの3社がプラズマテレビ市場のおよそ9割を占めている。中でも松下は全体の約6割。しかし、06年11月から07年1月にかけて松下と日立の間が徐々に狭まり、07年3月は日立が39.7%まで上昇し54.6%の松下に接近した。だが、その後、2社のシェアは再び開きはじめ、4月には松下65.2%、日立30.8%という状況で推移している。(WebBCNランキング編集部・井上真希子)


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