カノープス、フルHD映像をハードウエアでエンコードするキャプチャボード

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2007/05/24 10:31

 カノープス(山田広司社長)は5月23日、フルハイビジョン(フルHD、1920×1080画素)対応のキャプチャボード「HDRECS」を7月下旬に発売すると発表した。価格は9万9750円。

 カノープス(山田広司社長)は5月23日、フルハイビジョン(フルHD、1920×1080画素)対応のキャプチャボード「HDRECS」を7月下旬に発売すると発表した。価格は9万9750円。

 フルHD対応のビデオカメラやHD対応の家庭用ゲーム機の映像を取り込み、モニタに表示したり、録画することができる。放送局用として提供している「Canopus HQ」方式の圧縮をリアルタイムにハードウエアで行えるエンコーダを世界で初めて搭載したのが特徴。CPUに負荷をかけずにフルフレームキャプチャが行える。このほか、HDMIやアナログコンポーネント、アナログRGBなど、6種類のインターフェイスも備えた。

 また、専用のキャプチャソフト「HQ RECORDER」を付属。入力した映像を表示しながら録画する「リアルタイムモニタ機能」のほか、指定した時間に指定した入力端子の映像を録画する「スケジュール録画機能」、信号の入力を監視して録画を開始する「自動録画機能」なども搭載する。そのほか、Blu-rayオーサリングソフトもバンドルし、PCに録画した映像をBlu-rayビデオにオーサリングし、市販のBlu-rayプレーヤーでも再生できる。

 対応OSは、Windows Vista、XP。CPUはPentium 4 2.8GHZ以上が必要。また、「HDRECS」で録画したファイルを、他のPCで再生するソフトを同社のWebサイトで無償提供する。