ブラザー工業(平田誠一社長)は5月9日、パソコンから入手した刺しゅうデータの模様を縫うことができるミシン「Innovis(イノヴィス)シリーズ」の最上位モデル「Innovis 4000」を5月11日に発売すると発表した。価格は56万7000円。

 ブラザー工業(平田誠一社長)は5月9日、パソコンから入手した刺しゅうデータの模様を縫うことができるミシン「Innovis(イノヴィス)シリーズ」の最上位モデル「Innovis 4000」を5月11日に発売すると発表した。価格は56万7000円。

 パソコンとUSBで接続して、同社の刺しゅうデータダウンロードサイト「ハートステッチズ」などから好みの模様を選んで作品にすることができる。模様はパソコンの画面上か、またはミシンの液晶画面で確認する。データは内蔵メモリか別売りの専用メディア「刺しゅうカード」に記録する。

 ディスプレイは、縦21×横8cmと大型で見やすいタッチパネル式カラー液晶を採用。タッチパネル操作で、複数の模様を組み合わせるなどの編集作業が行える。USBポートは2ポート装備し、外付けCDドライブや画面上で操作するためのマウス、USBメモリなどを接続可能。

 ミシン機能としては、針穴まで自動で糸通しができる「オートマチック糸通し機構」を国内で初めて採用したほか、最大30×18cmの大型刺しゅう枠を備え、ベッドカバーなどの大きな布でも作業しやすいという。本体サイズは高さ30.5×幅72.4×奥行き46.2cm、重さ15.6kg。

 また、パソコンで刺しゅうデータが作成できるソフト「刺しゅうPRO Ver.7」も同時に発売する。価格はオープンで、実勢価格は7万円前後の見込み。

 デジタルカメラの写真などを刺しゅうデータに変換する「フォトステッチ機能」の色再現の精度が従来よりも向上し、処理時間も短縮した。また、明るさやコントラストを自動補正した6つの候補がプレビュー画面に表示されるため、細かな編集作業なしに簡単に刺しゅうデータを作成できる。

 最小3mmの小さな文字や、中国語の書体、ハングル文字など外国文字への対応、オリジナルフォントの作成など、フォント機能を拡充。キルト作りの際に使用する曲線の縫い目「スティップリング」を追加するなど、縫いのバリエーションも豊富になった。

 使用可能なミシンは、同社の刺しゅう機付きミシンすべて。ソフトウェアのプログラムCDのほか、USBカードライターと刺しゅうカードが付属する。対応OSはWindows Vista、XP、2000。