タカラトミー、世界初の「ツンデレ」TV、定期入れサイズでまもなく発売

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2007/04/26 20:16

 タカラトミー(富山幹太郎社長)は、音声ナビゲーション機能を搭載した定期入れサイズのポータブル・ワンセグテレビ「ONE-SEG TV SEGNITY(セグニティ)」を07年夏に発売する。ワンセグ放送が楽しめるほか、miniSDスロットを装備し、画像・音楽データのプレーヤーとして利用することもできる。電源は単4アルカリ乾電池4本。

 タカラトミー(富山幹太郎社長)は、音声ナビゲーション機能を搭載した定期入れサイズのポータブル・ワンセグテレビ「ONE-SEG TV SEGNITY(セグニティ)」を07年夏に発売する。ワンセグ放送が楽しめるほか、miniSDスロットを装備し、画像・音楽データのプレーヤーとして利用することもできる。電源は単4アルカリ乾電池4本。


 最大の特徴は、ツンデレキャラが音声ナビゲーションを行う、世界初搭載の「ツンデレ ナビゲーションモード」。ちなみに「ツンデレ」とは、最初はツンツンした冷たい態度をとっているが、親密になるにつれて「ツンツン」した中にも照れが交じるようになり、最終的には「デレデレ」の状態になるキャラクターのこと。

 「セグニティ」も、購入当初は、チャンネルを変えると「チャンネル変える気!?」、輝度を上げると「まぶしいんだけど」と「ツンツン」した態度でナビゲーションする。しかし、めげずに何度も使用していると親密度が上がり、「チャンネル変えるね」「明るくしまーす」と、可愛らしくナビゲーションしてくれるようになる。

 現在はまだ開発中で、詳細は決まっていないが、女性声優の「ツンデレ」セリフを収録して出荷する予定。また、「セグニティ」専用の「ツンデレ」セリフを収録したminiSDカードも販売する予定だという。

 一方同社では、売り切れ続出のニューウェイブ貯金箱「人生銀行」の小型版、「人生銀行ONE」を6月に発売する。「人生銀行」は500円玉専用だが、「人生銀行ONE」は1円玉専用。空のペットボトルに取り付け、ペットボトルの中に硬貨を貯めていくしくみで、カウンター機能が付いている。全部で9999枚(9999円)まで数えることができる。


 対応するペットボトルは、500mlのものから、ミニボトル、大型ボトルまでと幅広い。また「人生銀行」オリジナルの「人」の文字をデザインしたボトルキャップを付属し、硬貨でいっぱいになったペットボトルの口を閉めることができる。価格は999円。この中途半端な価格設定について、同社の担当者は「1000円札で(「人生銀行ONE」を)購入して、おつりの1円から貯金をスタートしてほしい」と狙いを語った。

 このほか同社ではゴールデンウィーク中に、オリジナル新聞「人生新聞 号外」を発行する。「人生銀行」のプロモーションとして東京・大阪エリアで配布するもので、場所の詳細について担当者は「東京の渋谷、上野、新宿……、大阪だと梅田とか……」ともらしていた。配布枚数が限られているため、入手できるかどうかは運次第だ。紙面には「人生銀行」の詳細説明のほか、「人生銀行」の液晶画面に表示される「貯金箱の住人」の直撃インタビューも掲載される予定。