松下、Core 2 Duo搭載の「Let'snote」3機種、法人向けにXPモデルも

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2007/04/26 20:10

 松下電器産業は4月25日、モバイルノートPC「Let'snote」シリーズで、Core 2 Duoを搭載した新モデル「CF-R6」「CF-T5」「CF-W5」を5月18日から順次発売すると発表した。それぞれオフィスソフトなしモデルと、「Office Personal 2007 with PowerPoint2007」を搭載したOfficeインストールモデルを用意する。価格はオープン。

 松下電器産業は4月25日、モバイルノートPC「Let'snote」シリーズで、Core 2 Duoを搭載した新モデル「CF-R6」「CF-T5」「CF-W5」を5月18日から順次発売すると発表した。それぞれオフィスソフトなしモデルと、「Office Personal 2007 with PowerPoint2007」を搭載したOfficeインストールモデルを用意する。価格はオープン。

 全モデルとも、デュアルコアCPUの「Core 2 Duo 超低電圧版U7500(1.06GHz)」と「Windows Vista Business」を採用。同時に、内蔵メモリを512MBから1GBに、HDDを60GBから80GBに増やし、軽量・頑丈といった特徴はそのままに基本性能を強化した。さらに、約155gの小型ACアダプターをすべてのモデルで採用した。

 「CF-R6」は10.4型液晶を搭載し、キーボード全面に防滴加工を施したモデル。マグネシウム合金の薄肉成形、液晶ディスプレイの削りだしや、内部部品の点数削減などで約940gの軽量ボディを実現した。他のモデルより堅牢で、机上からの落下の衝撃を想定した76cmからの落下試験もクリアしている。

 バッテリー駆動時間は約7.5時間。本体サイズは幅229×奥行き187×高さ29.4mm。実勢価格は、Officeなしモデルが21万円前後、Officeインストールモデルが24万5000円前後の見込み。

 「CF-T5」は12.1型液晶を搭載し、標準で約13時間の長時間駆動が可能。本体サイズは幅268×奥行き210.4×高さ24.9mm、標準バッテリーを含む重さは約1270g。実勢価格はOfficeなしモデルが22万5000円前後、Officeインストールモデルが26万円前後の見込み。

 「CF-W5」は12.1型液晶を搭載し、DVDスーパーマルチドライブを内蔵した2スピンドルモデル。DVDドライブ部は、カバーが上に開く独自の「シェルドライブ」構造を採用する。

 バッテリー駆動時間は約10時間。本体サイズは幅268×奥行き210.4×高さ24.9mm、バッテリーを含む重さは約1210g。実勢価格はOfficeなしモデルが25万円前後、Officeインストールモデルが28万5000円前後の見込み。

 OS、無線LANの有無、液晶解像度、内蔵ドライブ、バッテリーの種類などをカスタマイズできる法人向けモデルもラインアップする。OSはWindows XPに変更することも可能。XPモデルは6月発売予定で、同社ではXPモデルの追加について、「法人ではまだXPのニーズが高いため」としている。

 このほか、直販サイト「マイレッツ倶楽部」でもカスタマイズモデルを販売する。天板カラーやメモリ容量などが選択可能。直販限定で、ポータブルDVDマルチドライブ「LF-P968」のレッドモデル、ブラックモデルも発売する。