アマゾンは4月24日、参加企業自らが出品し、出荷も行う出店型の新サービス「マーチャント@amazon.co.jp」を開始したと発表した。同社が02年にはじめた「マーケットプレイス」を強化、拡充したもの。

 出店企業は専用ページを構築することができ、Amazon.co.jpのカタログにある商品でも、価格や納期などの販売条件を独自に提示できる。また、これらの販売条件が他出店企業やAmazon.co.jpよりも良い条件であれば、商品詳細ページの「ショッピングカートに入れる」ボタンを優先的に利用できるのが特徴。さらに出店企業は、Amazon.co.jpのカタログにない商品を専用ページに追加登録することもできる。

 当面、商品カテゴリーは、スポーツ&アウトドア、エレクトロニクス、ホーム&キッチン、おもちゃ&ホビー、ヘルス&ビューティ、ビデオゲーム、ソフトウェアの7分野を対象に、約50社からスタート、順次拡大していく。

 同社は、取扱商品の拡大に力を入れ、現在は12カテゴリー、取り扱いタイトルは1000万を突破している。サードパーティが出荷まで行うマーケットプレイスおよびマーチャントは米国が先行したが、ドイツ、フランス、カナダ、英国なども力を入れはじめており、06年12月末現在、サードパーティによる年間販売数の割合は全体の28%に達している。

 すでに参加を表明している企業には、ギフト商品を扱うリンベル、生花のサービスを行う日比谷花壇、スポーツアパレルなどを扱うマルイヴォイ、エディー・バウアー・ジャパンなどがある。

 ジャスパー・チャン社長は、「参加企業は当社が厳選していく」として、むやみに数は増やさないとの姿勢を示した。