三菱電機は4月19日、IH(電磁誘導加熱)コイルを回路で制御する機能を搭載したビルトイン型のIHクッキングヒーターを6月上旬に発売すると発表した。プレート幅が75cmタイプと60cmタイプを販売する。工事費別の価格は75cmタイプが29万4000-30万4500円、60cmタイプは25万7250-28万3500円。

 三菱電機は4月19日、IH(電磁誘導加熱)コイルを回路で制御する機能を搭載したビルトイン型のIHクッキングヒーターを6月上旬に発売すると発表した。プレート幅が75cmタイプと60cmタイプを販売する。工事費別の価格は75cmタイプが29万4000-30万4500円、60cmタイプは25万7250-28万3500円。


 新開発の3列に配置したIHコイルの外側のコイルと内側のコイルで短い間隔で切り替えて通電するように2つの回路で制御することで、鍋にまんべんなく熱を伝える「トリプルリング加熱」機能を業界で初めて搭載。トリプルリング加熱は煮物調理メニューで利用が可能で、煮くずれを防ぐことができる。


 また、制御基板を従来よりも小型化し、ヒーター部分の下にスペースを設けることで、ビルトイン型IHクッキングヒーターでは初めてオーブン部分をセンターに配置した。オーブンの幅は36cmで、レール方式で引き出すとドアが下に倒れる「プルダウンドア」を採用することで使い勝手も高めた。


 操作パネルには3.8型の大型モノクロ液晶を採用し、文字を見やすくしたほか、操作確認や次の操作案内などを読み上げる「音声ガイダンス」機能も盛り込んだ。トッププレートのカラーは、75cmタイプはブルー、ローズ、シルバー、60cmタイプはブルー、ローズ、シルバー、ブラック。


 給湯をはじめ、すべてを電気でまかなうオール電化の導入率は、新築住宅では06年度で21%となる一方、既存住宅では4.2%にとどまるという。そのため、三菱では、IHクッキングヒーターを含めたオール電化の提案を行う専門の営業員を投入し、新築住宅だけでなく、既存住宅への販売も強化していく計画。


 発表会で桑原雄二・リビング・デジタルメディア事業本部電材住設事業部長は、「今年はIHクッキングヒーターを牽引役に、基幹事業である換気扇や照明の販売と合わせ、事業部として08年度に2000億円の売上げを目指したい」と意気込みを述べた。