マウスにキーボード、プリンタ、デジタルカメラ、USBメモリ、カードリーダー・ライター……。ふと気が付くとPCの周辺はUSB対応機器であふれかえっている。また、最近はUSB扇風機、USBマイナスイオン発生器、USB髭剃りなど、わざわざPCに繋がなくてもいいのでは……と思わず突っ込みたくなるようなUSB機器も続々登場。USBポート不足はどんどん進行していく。そんな時に必須なのがUSBハブだ。USBハブの売れ筋を「BCNランキング」でまとめながら、個性派モデルも紹介する。

 マウスにキーボード、プリンタ、デジタルカメラ、USBメモリ、カードリーダー・ライター……。ふと気が付くとPCの周辺はUSB対応機器であふれかえっている。また、最近はUSB扇風機、USBマイナスイオン発生器、USB髭剃りなど、わざわざPCに繋がなくてもいいのでは……と思わず突っ込みたくなるようなUSB機器も続々登場。USBポート不足はどんどん進行していく。そんな時に必須なのがUSBハブだ。USBハブの売れ筋を「BCNランキング」でまとめながら、個性派モデルも紹介する。

●持ち運びもできる、コンパクト、バスパワー対応、4ポートのモデルが人気

 さっそく「BCNランキング」で「USBハブ」の売れ筋を見てみよう。USBハブのみの独立したカテゴリはないため、今回は「USB」のカテゴリから「USBハブ」を抽出して機種別ランキングを算出した。


 07年3月の月次データで1位を獲得したのは、エレコムのバスパワー専用4ポートUSBハブ「U2H-P4BBU」で、販売台数シェアは2.8%。「U2H-P4B」シリーズは本体上面にLEDを搭載しており、PCに接続すると淡く光るのが特徴。光る色によって4色のバリエーションがあり、1位の「U2H-P4BBU」はブルーに輝く。


 2位はサンワサプライの「USB-HUB2211」で、こちらも本体の正面に3つ、側面に1つのポートを備えた4ポートUSBハブ。シェアは2.3%。電源はバスパワー専用で、ケーブルを本体に収納することもできるので、ノートPCと一緒に持ち運ぶことができる。ただ、残念ながらこちらは生産終了モデル。店頭からは姿を消しつつある。

 同じくサンワサプライの「USB-HUB217BK」が3位にランクイン。シェアは2位の「USB-HUB2211」とはわずかな差で、2.2%。コンパクトサイズで持ち運ぶにも便利なバスパワー対応USBハブで、4ポートを装備。外装にはキズや汚れに強いUV塗装を施した。また、別売りのACアダプタを用意すればセルフパワーにも対応し、大きな電力を必要とするUSBデバイスも利用できる。

 現在販売されているUSBハブの数は、実に500種類以上。その中でトップ10にランクインしたモデルはすべてバスパワー対応のコンパクトサイズ。また、5位の「U2H-TAP1310BWH」(エレコム)以外、4ポートを装備しており、「バスパワー」「コンパクト」「4ポート装備」が、USBハブに求められているスペックのようだ。

●あったら便利、なくても平気!? フシギ機能付きのUSBハブ

 ランキングを見てもわかる通り、売れ筋はやはり機能重視の真面目派USBハブばかり。しかし、USBといえば「トンデモ」モデルの宝庫。楽しい製品が多い。たまには思わず笑ってしまう「謎な機能」付きのモデルを選んでみては?

 サンコーのハブ付きカップウォーマー「USBCAFEW」は、本体の上にのせたカップを温め、中の飲み物を45度前後に保つことができる保温機能付きのUSBハブ。USB2.0対応のポートをパッド部左右に2個ずつ、計4つ備える。

 本体側面にスイッチを備え、保温機能のオン/オフの切り替えも可能。また、保温機能が入っている時はLEDが赤く点灯する。なお、パッド部は40-80度に達するというので、火傷には注意したい。しかし、そこそこ場所をとるUSBハブ。「そこまでして飲み物の保温をしたいのか」と購入前には落ち着いて自問自答したほうがよさそうだ。

 これから到来する暑い季節にピッタリなのは、USB扇風機機能と、4ポートのUSBハブ機能が合体した「USB00UBS」(サンコー)だ。冷却機能は調整が可能。静かなそよ風程度から、強烈な風まで、微妙なダイヤル操作で自由自在に変更することができる。また上下の角度を調節機能も搭載。残念ながら「首振り」には非対応だ。また、ポートを前面に配置しており、使い勝手もいい。あまたあるUSB扇風機の中でも、ハブを合体させたアイディアはなかなかのものだ。

 セロハンテープ台にUSBハブ機能を搭載したものもある。サンコーの「USB HUB テープディスペンサー」は、テープディスペンサーの前面と背面にUSBポートを搭載した、文具っぽいUSBハブ。セロハンテープの大きさに合わせ、内径76.2mm、幅25mm、長さ50m以内のテープ用の大モデル、内径25.4mm、幅20mm、長さ30m以内のテープ用の小モデルをラインアップしている。パッと見はちょっとカッコいいテープディスペンサーにしか見えないので、インテリアとして置いてみてもよさそうだ。


●見た目が決め手! おもしろデザインの個性派モデル

 とにかくインパクトを重んじるなら、ソリッドアライアンスの特別メニュー「お子様ランチ」がイチオシだ。皿付きケチャップライス型の4ポートUSBハブを中心に、1GBの容量を備えたエビフライ、ハンバーグ、カニ爪フライ、プリン型のUSBメモリ4つをセットにしたもの。しかもケチャップライスにはソリッドアライアンスの象徴「アヒル」のロゴを描いた旗が翻り、なかなか芸が細かい。

 5月下旬に満を持して発売する予定で、それまでにデザインや「お子様ランチ」のセット内容などを微調整し、完成度を高める。年齢制限はないので、本物の「お子様ランチ」をオーダーできない大人が購入できるのも特徴だ。

 さらに上のインパクトを求めるなら、サンコーの「金塊ハブ」。その名の通り、見た目は金の延べ棒で、重さも2kgと、本物さながらに重い。これだけだとタダの置物だが、「金塊ハブ」はれっきとしたUSBハブ。通常の倍の8ポートを装備しており、USBメモリからデジカメ、プリンタ、USB扇風機と、なんでも接続できるから心強い。

 ただし、データ伝送ができるのは7ポートだけで、残りの1ポートは電源供給専用。これはUSB扇風機やUSB髭剃り用として利用しよう。ACアダプタを付属し、バスパワー・セルフパワーの両方に対応する。価格は5980円で、本物の金塊を買うよりはずっとお手頃だが、うっかり盗まれないようしっかり管理する必要はあるかもしれない。(WebBCNランキング編集部・山下彰子)



*「BCNランキング」は、全国のパソコン専門店や家電量販店など21社・2200を超える店舗からPOSデータを日次で収集・集計しているPOSデータベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで115品目を対象としています。