サムスン、Bluetooth機能を搭載し、動画も再生できる携帯オーディオ

ニュース

2007/03/16 10:15

 日本サムスン(李昌烈社長)は3月15日、厚さ11mmで1.8型液晶ディスプレイを搭載した携帯オーディオ「YP-T9」を発表した。同社の直販サイト「サムスンダイレクト」限定で販売する。価格はオープンで、直販価格は2万5800円。同日から予約を受け付け、3月末から出荷を開始する。

 日本サムスン(李昌烈社長)は3月15日、厚さ11mmで1.8型液晶ディスプレイを搭載した携帯オーディオ「YP-T9」を発表した。同社の直販サイト「サムスンダイレクト」限定で販売する。価格はオープンで、直販価格は2万5800円。同日から予約を受け付け、3月末から出荷を開始する。

 176×220画素の1.8インチTFTカラー液晶をディスプレイに搭載。MP3、WMA、OGG形式の音楽ファイルと、MPEG4(SVI)形式の動画、JPEG形式の静止画を再生できる。記録媒体はフラッシュメモリで、USBメモリとしても利用できる。容量は4GB。

 また、サムスンのホームシアターで採用している音響技術を使った携帯オーディオ用サウンド技術「DNSe」を搭載。音を前後左右に拡張すると同時に、低音を強調して再生するため、携帯オーディオでもコンサート会場にいるような迫力と臨場感がある立体的な音が楽しめるという。

 FMラジオ機能と内蔵マイクによるボイス録音機能も装備する。FMラジオは海外でも受信できるほか、番組の録音も行える。このほか、パソコンで作成したテキストデータの表示もできる。

 Bluetooth機能も搭載しており、対応するヘッドセットや携帯電話との通信や、YP-T9同士のファイル転送などが可能。カバンに携帯電話を入れたまま、Bluetooth経由で、YP-T9の内蔵マイクを利用して通話するといった使い方もできる。

 サイズは幅42.6×高さ83×厚さ11mm、重さは49g。電源にはリチウムポリマー充電池を使用し、音楽で約30時間、動画で約6時間の再生が可能。