ソニーは2月26日、NTTドコモの第3世代(3G)携帯電話「FOMA」や光ファイバーなどのブロードバンドを使って、デジタルビデオカメラで撮影した高画質な映像を中継・伝送できるシステム「LocationPorter(ロケーションポーター)」のサービスを3月15日から開始すると発表した。

 ソニーは2月26日、NTTドコモの第3世代(3G)携帯電話「FOMA」や光ファイバーなどのブロードバンドを使って、デジタルビデオカメラで撮影した高画質な映像を中継・伝送できるシステム「LocationPorter(ロケーションポーター)」のサービスを3月15日から開始すると発表した。

 「LocationPorter」は、専用ソフトを搭載した映像送信用ノートパソコンと映像受信用パソコンで構成。カメラで撮影した映像を送信用パソコンで圧縮・制御し、FOMAやブロードバンド回線経由で、受信用パソコンに送る仕組み。このため、利用者は伝送回線とデジタルビデオカメラなどを用意すれば、必要最小限の機材と人数で映像を送ることができる。

 映像圧縮方式には高画質の映像伝送が可能な「H.246/AVC」を採用。ネットワークの帯域状態を判断し、映像の最適な伝送レートとフレームレートを自動的に選択する「ARC」、伝送時に喪失したパケットを特定し、そのパケットだけを再送する「Real-time ARQ」、受信側で映像・音声のデータが欠落した場合に、欠落したデータを復元する「FEC」といった独自技術を使うことで、受信の通信速度が384Kbps(キロビット/秒の)FOMA回線でも安定した映像送信ができるようにした。

 サービスは機材のレンタル方式で提供し、料金は使用する回線や利用する期間によって異なる。FOMA回線と送信・受信用パソコンを使用する「MOBILE D/LAN Pack-A」の場合、2週間で14万9800円から。受信用パソコンのみを利用する「MOBILE D/LAN Tx-A」は2週間で7万3800円から。

 ブロードバンド回線を使用し、送信・受信用パソコンを利用する「LAN Pack-A」は2週間で13万3500円から。受信用パソコンのみを利用する「LAN Tx-A」は2週間で6万6000円から。受信用の17インチのパソコン用ディスプレイのレンタルサービスも用意する。料金は2週間で7000円から。