日立GSTや東芝など、次世代の「ハイブリッドHDD」普及でアライアンス

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2007/01/05 15:40

 日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST、米カリフォルニア州、中西宏明取締役会長兼CEO)、東芝などHDDメーカー各社は1月5日、「ハイブリッドストレージアライアンス」を設立したと発表、HDD市場へのハイブリッド技術採用を加速させる。

 日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST、米カリフォルニア州、中西宏明取締役会長兼CEO)、東芝などHDDメーカー各社は1月5日、「ハイブリッドストレージアライアンス」を設立したと発表、HDD市場へのハイブリッド技術採用を加速させる。

 フラッシュメモリとHDDを組み合せた「ハイブリッドHDD」は、起動時間や休止状態からの復帰時間が短縮できるほか、信頼性や耐久性が高いのが特徴。また消費電力が小さいため、ノートPCに搭載すればバッテリー動作時間を伸ばすことも可能になる。

 また、マイクロソフトの新OS「Windows Vista」は、「ハイブリッドHDD」に対応しており、システム起動時間や休止状態からの復帰時間の短縮、バッテリでの動作モードを最適化することができるという。

 日立GST、東芝のほか、Samsung、Seagate Technologyなどが設立メンバーに名を連ねており、1月6-7日にラスベガスで開催される「Storage Visions 2007」では、ハイブリッド技術と製品のデモンストレーションも行う予定。