AOS、メールの救済もできるVista対応の復元ソフト「ファイナルデータ2007」

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2006/12/22 10:24

 AOSテクノロジーズ(佐々木隆仁社長)は、失われたデータを後からでも復元できるデータ復元ソフト「ファイナルデータ2007特別復元版」と、抹消機能を追加した「ファイナルデータ2007特別復元+抹消Pro版」を12月22日に発売すると発表した。両ソフトとも新OS「Windows Vista」に対応する。

 AOSテクノロジーズ(佐々木隆仁社長)は、失われたデータを後からでも復元できるデータ復元ソフト「ファイナルデータ2007特別復元版」と、抹消機能を追加した「ファイナルデータ2007特別復元+抹消Pro版」を12月22日に発売すると発表した。両ソフトとも新OS「Windows Vista」に対応する。

 「ファイナルデータ2007特別復元版」はウィザード形式のインターフェイスを搭載。初心者でも容易にファイルなどの復元操作が行える。直接、クラスタから拡張子情報のデータベースでデータを復元するため、ファイル情報が失われてしまったデータでも復元可能。

 電子メールの個別復元にも対応。メールの誤削除やメールソフトのアンインストール、ドライブのフォーマットでメールが消えてしまった場合などに、メールのメッセージを個別単位で復元することができる。また、メールボックスをコンパクト化した後でも削除メッセージの復元が行える。

 このほか、ファイル名を一覧表示する「プレビューア機能」、1度スキャンした結果を保存することができる「スキャン結果の保存」機能なども搭載。また、Windowsで扱えない文字を含んだファイル名があった場合、ファイル名を自動置換して復元を行う機能も追加した。

 「ファイナルデータ2007特別復元+抹消Pro版」は「ファイナルデータ2007特別復元」とデータ抹消ソフト「抹消Pro」のパッケージソフト。「抹消Pro」は重要データや個人情報、残存データを完全に抹消する機能を搭載。OSから見えない状態で残っているデータファイルでも復元検索した上で確実に消去する。

 インターネット閲覧の履歴、キャッシュ、Cookie(クッキー、オートコンプリート履歴、最近使ったファイルの一覧、「ファイル名を指定して実行」の履歴を抹消することも可能。そのほか、「履歴(プライバシー)抹消」機能、抹消レポートの保存、印刷ができる「抹消レポート機能」も搭載した。

 価格は、「ファイナルデータ2007特別復元版」が、解説本「速攻図解ファイナルデータ2007」(毎日コミュニケーションズ刊)が付属する5000本限定の初回版が1万3440円、乗換・優待版が1万1340円、アカデミック版が9240円。

 「ファイナルデータ2007 特別復元+抹消Pro版」は、通常版が1万6590円、乗換・優待版が1万4490円。両ソフトともに対応OSはWindows Vista/XP/2000/NT4.0/Me/98/95、Windows Server2003。