日立、4時間15分のワンセグ連続視聴が可能な携帯電話

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2006/12/20 10:21



 日立製作所は12月19日、ワンセグチューナーを内蔵した第3世代携帯電話「W43HII」をau(KDDI)に納入開始したと発表した。KDDIは「W43HII」を07年1月中旬から全国で発売する。

 解像度が240×400ドットの2.6型ワイドQVGA液晶をディスプレイに採用し、最長で4時間15分のワンセグ連続視聴が可能。端末のデータフォルダでは16分、スロットを装備するmicroSDメモリカードを利用すれば最大約2時間40分の番組録画ができる。

 録画番組を音声付で1.3倍速で再生する「音声付時短再生」、ワンセグ視聴中に着信があった場合に通話終了後に放送中の番組を後追いで再生する「タイムシフト再生」も搭載する。

 ニュースや天気、占いなどの情報を自動配信して待ち受け画面で確認できる「EZニュースフラッシュ」、映像コンテンツを夜中に自動配信する「EZチャンネルプラス」、音楽配信サービス「LISMO」などのauが提供するサービスにも対応する。

 音楽再生機能では信号処理技術「DBEX」を採用しており、自然で聴きやすい高音質な音を楽しめる。PC用のサイトを携帯電話で閲覧できる「PCサイトビューワー」やPC用のファイルを確認できる「PCドキュメントビューワー」といった機能も備えた。非接触IC「FeliCa(フェリカ)」を使った決済機能「おサイフケータイ」も盛り込んだ。

 折りたたみ時のサイズは幅50×高さ106×奥行き23mm、電池パックを含む重さは約140g。連続通話時間は約220分で、連続待ち受け時間 は約310時間。カラーは「アイスピンク」と「グラスブラック」を用意した。