三省堂、iPodを使ったセンター試験英語リスニング対策

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2006/12/20 10:15



 三省堂(八幡統厚社長)は、ミュージックオンライン(小林公亮社長)と共同で、大学入試センター試験対策用の音声コンテンツ「英語リスニング模擬試験」を「iTunes Store」で配信開始した。

 「英語リスニング模擬試験」は、大学入試センターの英語リスニングテストを分析し、同様の問題形式、同様の音声で作成した模擬試験。音声はiPodなどの携帯オーディオで再生、問題用紙と解答用紙は三省堂の専用サイトからダウンロードして印刷したものを使用する。解答例はサイト上で確認できる。

 音声はオーディオブック形式で配信しており、価格は1タイトル800円。このほか、12月5日に発売した「三省堂オーディオブック」第2弾として、中学・高校英語教科書や英会話などを学べる「SelfBooks」シリーズを順次発売する。

 同社は、NCN 米国大学機構(堀誠人事務局長)と提携し、「英語リスニング模擬試験」をネット上で受験できるサービスも07年1月から提供する予定。iPodなどの携帯オーディオで音声を聞きながらNCN 米国大学機構の専用サイト上に解答を記入し、送信すると、すぐに採点結果が届く。また受験者1人ひとりに模擬試験の成績診断と成績向上のためのアドバイスが示され、英語の実力アップにつながるという。