日立製作所(日立、古川一夫社長)とインターネットイニシアティブ(IIJ、鈴木幸一社長)など7社は12月11日、安心・安全なインターネット環境を実現する技術「Secure Service Platform」を開発したと発表した。

 日立製作所(日立、古川一夫社長)とインターネットイニシアティブ(IIJ、鈴木幸一社長)など7社は12月11日、安心・安全なインターネット環境を実現する技術「Secure Service Platform」を開発したと発表した。

 04年度から総務省に委託され研究していた「高度ネットワーク認証基盤技術に関する研究開発-認証機能を具備するサービスプラットフォーム技術」の成果として発表したもの。日立、IIJのほか、KDDI研究所(秋葉重幸所長)、KDDI(小野寺正社長)、NTTコミュニケーションズ(NTTコム、和才博美社長)、NEC(矢野薫社長)、富士通(黒川博昭社長)の7社が共同で開発した。

 「Secure Service Platform」は、ネットワーク側に認証をはじめとする高度なセキュリティ機能を備えているのが特徴。そのため、これまでインターネットの利用者が個別に行っていたセキュリティ対策や煩雑な設定が不要となり、安全な環境でインターネットを利用できるという。

 プラットフォームには複雑な設定なしで利用者が誰かをネットワークが認証した上で、プライバシーを保護しながらサービスとの接続ができる「ネットワーク仲介型認証」やネットワークに許可されていない通信や権限のない通信を遮断し不正アクセスを防止する「リアルタイム適応アクセス」といった技術を採用。さらに、ネットワーク回線をサービスの提供・利用者双方の要求と適合させると同時に2者間の通信状態を正確に記録・通知する「通信コーディネーション」などの技術も活用する。

 また、7社と総務省は共同で「Secure Service Platform」の実証実験を公開する。インターネットの利用に興味がある一般のユーザーが対象で、デモシステム体験、プロモーションビデオ上映、パネル展示などを行う。実施会場は日立やIIJなどが運営する6つのショールーム。実施日は、07年1月15日、16日、18日、19日。