東洋ネットワークシステムズ(T-NS、鈴木義教社長)は12月4日、電力線をネットワークとして利用するPLC(高速電力線通信)を使った企業向けモデム「TOYONETz PLCモデム PL3-CPE-XEシリーズ」の販売を開始したと発表した。価格はオープン。実勢価格は2万円前後の見込みで、18日から出荷を開始する。

 東洋ネットワークシステムズ(T-NS、鈴木義教社長)は12月4日、電力線をネットワークとして利用するPLC(高速電力線通信)を使った企業向けモデム「TOYONETz PLCモデム PL3-CPE-XEシリーズ」の販売を開始したと発表した。価格はオープン。実勢価格は2万円前後の見込みで、18日から出荷を開始する。

 地上デジタル放送などで使用されている電波のデジタル変調技術「OFDM(直交波周波数分割多重)」を採用し、最大200Mbps(メガビット/秒)の通信が可能。VLAN(仮想LAN)機能を搭載しており、モデムの物理的な位置を気にすることなくネットワークを構築できる。

 ネットワークID機能を搭載しており、特定のモデム間だけでの通信も可能。1台のモデムに最大16台のモデムを接続できる。伝送速度の確認やネットワークIDなどをブラウザ上で設定、変更にも対応する。IBMが開発した秘密鍵暗号化方式「3DES」を使うことで通信内容保護の高いセキュリティも確保した。

 東洋ネットワークシステムズはNECグループのNECネッツエスアイの子会社で、NECネッツエスアイでは東洋ネットワークシステムズのPLCモデム発売を受け、NECのと共同でPLCモデムを導入する企業をターゲットにしたネットワーク設計、システム構築、コンサルティングを07年から開始する。

 東洋ネットワークシステムズでは組み込み用のPLCモジュールのOEM(相手先ブランドによる生産)も行っていく予定で、今後3年でモデムとモジュールを合わせ20万台の出荷を見込んでいる。