ロックリッジサウンドジャパンは11月27日、真空管アンプを内蔵したiPod用スピーカー「VTS-384」を、加賀ハイテックを通じて07年2月に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は7万?8万円前後の見込み。

 6本の真空管アンプ使用し、原音に忠実で暖かみのある音を再現できるのが特徴。真空管は、前段、出力段すべてに真空管を使用した「フルアナログ」構成で、片チャンネル3本の真空管を使用することで最大出力を増加させると同時に、低域の再現力を高めた。ドライバーは一から新たに設計。振動板に軽量でソフトなコーンを使用し、磁気回路に強力なネオジウムマグネットを使うことで、真空管独特の「余韻」や「響き」を最大限に引き出せる構造とした。

 本体は、電源スイッチ、セレクター、ボリュームのみのシンプルなデザインを採用。iPodのすべての操作は専用リモコンから行うことができる。ボディには硬質なMDF材を使用し、高級感のある落ち着いた色で染め上げ、ニスで美しく仕上げた。さらに、本体天板はステンレスの鏡面仕上げ、フロントパネルは5mm厚のアルミニウム・ヘアラインを使用。「ボリューム」「セレクター」の2つのノブはアルミの無垢材から削り出し、角を斜めにカットする「ダイヤカット」を施した後、アルマイトで仕上げた。

 iPod以外の機器も使えるよう、外部入力端子やパソコンの音源を再生できるUSB端子も装備した。別途、プリアンプを用意することで、レコードプレイヤー(ターンテーブル)への接続も可能。すべての入力音源は真空管を通り、ヘッドフォン使用時でも真空管で増幅したサウンドを出力する。