通信機器販売会社のスターティアは、出版社や書店が低価格で電子書籍販売サイトを運営できるサービス「Digit@Link WisdomStation(デジタリンク ウィズダムステーション)」の提供を開始した。

 「Digit@Link WisdomStation」は、DRM(電子著作権管理)システムとダウンロード販売システムを組み合わせたサービス。オープンソースのウェブサイト管理システム「Joomla(ジュームラ)」をダウンロード販売システムに利用することで、これまで数千万円以上必要だったシステムの構築費用を抑え、中小出版社でも自社で電子書籍販売サイトを運営できるようにした。

 DRM(電子著作権管理)システムでは、「電子書籍の暗号化」「不正コピー防止」「複合したコンテンツの監視・保護」「スクリーンキャプチャ防止」「利用可能期間限定」「利用可能期日設定」などが可能。電子書籍ダウンロード販売システムは、「会員管理」「試し読み」「関連書籍表示」「レビュー」「売り上げランキング表示」といった機能を備えた。決済用に、SBIベリトランス(沖田貴史代表取締役執行役員COO)のクレジットカードを使った決済システムも用意する。

 さらに、スターティアが販売する電子ブック作成ソフト「ActiBook(アクティブック)」と組み合わせることで、電子書籍図書館、オンライン書店で購入した書籍が到着までの間だけ閲覧可能な電子ブックの提供、連載記事のみを集めた電子切り抜きサービス、書籍購入者限定の追加コンテンツプレゼントサービスなどが提供できる。

 利用料は初期費用が210万円、月額利用料は2万1000円と同システムによる売上金額の10%。「アクティブック」の利用料は月額3-5万円程度。そのほか、書籍の決済システム利用料や、決済手数料が別途かかる。