富士フイルム(古森重隆社長)は11月8日、「FinePix Zシリーズ」の新モデル「FinePix Z5fd」を12月上旬に、防水・防塵機能を搭載した工場用デジタルカメラ「FinePix BIGJOB HD-3W」を07年1月に発売すると発表した。価格はともにオープン。実勢価格は「FinePix Z5fd」が4万円前後の見込みで、「FinePix BIGJOB HD-3W」は未定。

 「FinePix Z5fd」は、ピンクカラーが人気となった「FinePix Z3」の後継機。CCDは光を効率的に捉える「スーパーCCD ハニカムVI HR」で、有効画630万画素。35mmフィルム換算で、36-108mmの光学3倍ズームレンズを搭載。デジタルと合わせ最大約6.2倍までズームが可能。

 ISO1600まで対応の高感度撮影機能を搭載し、手ブレ・被写体ブレを抑える。本体にはワンタッチでISO感度とシャッター速度を自動で設定する「ブレ軽減モード」を備えた。画像処理回路「リアルフォトエンジンII」で、高感度で撮影してもノイズが少ない画像を撮影できる。

 被写体にカメラを向けるだけで人物の顔を検出、自動的にピントを合わせ、顔の明るさを調整する「顔キレイナビ」機能も装備。フラッシュ機能では撮影シーンを瞬時に認識し、適正感度・光量に自動調整する「iフラッシュ」やノンフラッシュとフラッシュ撮影の2枚を連続して記録する「高感度2枚撮り機能」を盛り込んだ。

 記録メディアはxD-ピクチャーカード。電源はリチウムイオンバッテリーで約200枚の撮影が可能。本体カラーはラズベリーレッド、シルバー、チョコブラウンの3色。イメージキャラクターには引き続き人気モデルの蛯原友里さんを起用する。

 一方、「FinePix BIGJOB HD-3W」は03年に発売した「BIGJOB HD-1」の後継機種。CCDは有効604万画素で、35mmフィルム換算で28-84mmの光学3倍ズームレンズを搭載。撮影感度はISO1600まで対応する。

 ボディは堅牢設計を採用。防水JIS保護等級7級、防塵JIS保護等級6級(相当)に準拠し、粉塵などの侵入を防止し、水洗いも可能。軍手を着けたままでも操作できるようにボタンなどにはラバーグリップを採用した。

 コンパクトデジタルカメラでは初の画像やExifデータの加工・編集を検出する「画像加工検出機能」を搭載。撮影データを暗号化して撮影後に加工されたデータを検出することができる。日付を画像として撮影データに記録することも可能。

 記録メディアはxD-ピクチャーカードで、本体に約27MBのメモリも内蔵する。電源は単3形アルカリ電池または単3形ニッケル水素電池×2。3.0型の大型液晶モニターも搭載しており、屋外でも被写体を確認しながら撮影できる。