アスク、新型ベアリングを採用しいつまでも静かな「フィリップNDBファン」

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2006/11/07 10:17



 アスクは11月2日、F&P社製の新型ベアリングNDB(ネバーダイベアリング)を採用した「フィリップNDBファン」を発売すると発表した。出荷開始は11月中旬の予定。

 NDB長寿命ベアリングと独自の磁気浮上設計を組み合わせることで長寿命を達成。同時に振動源をカットすることで、超低振動・低騒音のファンを実現した。-20度から+90度と、従来のファンでは難しかった広い温度帯で動作が可能。耐水性をはじめ、耐酸・耐アルカリ性能も備える。

 動作寿命は30万時間以上で、ボールベアリングファンは時間が経つとベアリングが劣化し、耳障りな金属音が発生するが、「フィリップNDBファン」は常に静かな状態で動作するという。

 製品は、大きさが60mm、80mm、92mm、120mmの4種類で、それぞれに「静音」と「極静音」の2タイプを用意する。価格はオープン。実勢価格は「静音」「極静音」どちらも同価格で、「60mmフィリップ 磁気浮上長寿命ファン」が2400円前後、「80mmフィリップ 磁気浮上長寿命ファン」が2500円前後、「92mmフィリップ 磁気浮上長寿命ファン」が2600円前後、「120mmフィリップ 磁気浮上長寿命ファン」が3000円前後の見込み。