イーブック、漫画に関する知識を問う「漫画検定」初級編を開講

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2006/11/02 21:05

 イーブック イニシアティブ ジャパン(イーブック、鈴木雄介社長)は、11月3日の「まんがの日」にちなみ、漫画読者の知識欲に訴える検定サービス「漫画検定」を開始すると発表した。

 イーブック イニシアティブ ジャパン(イーブック、鈴木雄介社長)は、11月3日の「まんがの日」にちなみ、漫画読者の知識欲に訴える検定サービス「漫画検定」を開始すると発表した。

 「初級・中級・上級」の3コースを用意し、まずは「初級コース」を11月3日に開講。毎日新聞社が運営するインターネット検定ポータルサイト「毎日検定バンク」内の「おもしろ検定」企画として実施する。「中級コース」は12月、「上級コース」は07年1月以降に、イーブックの電子書籍配信サイト「eBookJapan」上の特設ページで公開する。費用はすべて無料。

 「漫画検定」では、漫画作品に関する知識のほか、漫画史・漫画用語・漫画市場・漫画ビジネスなど、漫画に関する知識全般を問う。監修は、漫画家のいしかわじゅん氏と里中満智子氏。昨今の人気漫画だけでなく、今日の漫画文化を築いた手塚治虫や石ノ森章太郎、水木しげるなど、巨匠漫画家の名作漫画群の知識を問うことで、文化としての漫画の啓蒙を図るという。

 初級コースは、漫画作品・用語などに関する問題を3択式で25問出題。正答率80%以上で合格とし、合格者には電子合格証と中級受講資格を付与する。正答率上位50名には、eBookJapanで使える「eBook図書券」1000円分もプレゼントする。

 さらに、中級合格の後、上級合格を果たすと、漫画の目利きとしての名誉称号とともに、「eBookJapan」の特別会員として、作家別・ジャンル別などユニークな漫画検定企画権を含むさまざまな特典を付与する予定。中級コースは3択問題50問、上級コースは記述式問題含む100問を出題する。