コダック、「デュアルレンズ」の小型デジカメ、画素数と感度UPで後継機

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2006/11/02 17:03

 コダックは広角レンズと光学3倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「Kodak EasyShare V705 デュアルレンズ デジタルカメラ」を12月初旬に発売すると発表した。オープン価格で、実勢価格は5万円前後の見込み。

 コダックは広角レンズと光学3倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「Kodak EasyShare V705 デュアルレンズ デジタルカメラ」を12月初旬に発売すると発表した。オープン価格で、実勢価格は5万円前後の見込み。

 新製品は「Kodak EasyShare V570 デュアルレンズ デジタルカメラ」の後継機種で、画素数と感度を向上させ、操作機能の向上を図った。

 CCDは有効710万画素で、35ミリフィルム換算で23mmの短焦点広角レンズと39-117mmの光学3倍ズームレンズの2本を搭載。2つのレンズを使うことで光学5倍ズーム相当の画角で撮影できる。

また、手ブレや被写体ブレが置きにくいISO1000相当の高感度でも撮影できる。さらに、自動ノイズ軽減機能も装備しており、高感度撮影時の画像の粗れを低減する。

 操作機能では、フラッシュの「オート」「オフ」「強制発光」「赤目補正」「ISO感度」「ホワイトバランス」などのユーザー設定が、電源を切っても記憶できるようになった。また、起動時間を短縮したほか、セルフタイマーモードで最初の1枚は10秒後、2枚目はその8秒後に2連写する機能、撮影済みの画像をカメラ内で自動補正し、最適な露出にする自動補正機能「Kodak Perfect Touch」も盛り込んだ。最大水平視野角180度までのパノラマ画像作成も可能。

 サイズは幅101×高さ49.8×厚さ20.4mm、重さは125g。モニターは2.5型23万画素液晶。電源には専用のリチウムイオン充電池を使用する。カラーはシルバーとブラック。