花王(尾崎元規社長)ペットケア研究グループは、日本臨床獣医学フォーラム(石田卓夫代表)の幹事動物病院37院と共同で、飼い犬の体脂肪率を測定、肥満実態についての調査結果を発表した。

 同社と大和製衡が3月に共同開発した「ヘルスラボ犬用体脂肪計」を使用し、動物病院に来院した1歳以上の成犬2247頭について体脂肪率を測定したもので、飼い犬の平均体脂肪率は29.2%。メスの30.8%に対しオスは27.6%と、メスのほうが平均体脂肪率が高く、オスもメスも加齢によって体脂肪率が増加することがわかった。

 過去の研究に基づいて体脂肪率35%以上を肥満とした場合、全体の25.6%と、およそ4頭に1頭が肥満であることもわかった。花王ではペット用商品の開発にこれらの結果を応用。さらに犬の肥満と病気との関係や生活習慣との関係なども調べていく予定。