I・Oデータ、LAN接続型HDDに「Windows Storage Server 2003 R2」搭載版

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2006/10/27 20:41

 アイ・オー・データ機器(I・Oデータ、細野昭雄社長)は10月27日、コンパクトなきょう体を採用した中小企業向けのLAN接続型HDD「LANDISK(ランディスク) HDLM-GWINシリーズ」3モデルを11月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。「年間5000台の販売を目指す」(細野社長)。

 アイ・オー・データ機器(I・Oデータ、細野昭雄社長)は10月27日、コンパクトなきょう体を採用した中小企業向けのLAN接続型HDD「LANDISK(ランディスク) HDLM-GWINシリーズ」3モデルを11月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。「年間5000台の販売を目指す」(細野社長)。

 マイクロソフトのNAS(Network Attached Storage)ソフトウェア「Windows Storage Server 2003 R2 Workgroup Edition」を搭載。「Active Directory」で管理するネットワークに簡単に追加できる。また、ユーザーIDによる個人認証やセキュリティ グループによる組織体系に応じたアクセス制御、内部統制に対応するアクセス監査など、強固なセキュリティを実現する。

 2台のハードディスクにデータを同時に書き込むミラーリングにも対応。片方が故障しても、もう片方のハードディスクからデータの復旧が行える。電源を入れたままハードディスクの交換ができる「ホットスワップ」にも対応した。

 このほか、ハードディスクを全面検査し、不良セクタを検出、正常なセクタを入れ替える「アクティブリベア機能」を搭載。不良セクタのないディスクシステムを実現する。本体サイズは幅230×奥行き265×高さ120mm、重さは約5.8kg。

 実勢価格は300GBモデルが20万円前後、500GBモデルが26万円前後、750GBモデルが32万円前後の見込み。また11月下旬に交換用HDDを発売する。価格は300GBが5万9800円、500GBが8万4800円、750GBモデルが9万3800円。