富士フィルム、人の顔を0.05秒で見分けピントを合わせて撮影するデジカメ

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2006/10/26 20:12

 富士フイルムは10月26日、自動で人物の顔にピント合わせ適正露出を設定する顔検出機能と高感度機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ「FinePix F31fd」を11月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格は4万7000円前後の見込み。

 富士フイルムは10月26日、自動で人物の顔にピント合わせ適正露出を設定する顔検出機能と高感度機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ「FinePix F31fd」を11月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格は4万7000円前後の見込み。

 顔検出のスピードは、世界最速となる最短0.05秒で、最大10人までの顔を検出できる。設定は本体のボタンを押すだけで行える。カメラが自動で撮影感度を最大でISO3200まで上げて高速シャッターを設定し、手ブレ・被写体ブレを抑える「ブレ軽減モード」も搭載した。

 そのほか、被写体までの距離や画面内の位置、大きさを認識し、発光量と感度設定を自動調整するフラッシュ機能「iフラッシュ」、フラッシュなしとフラッシュありの撮影を2回連続して記録する「高感度2枚撮り機能」なども備えた。

 CCDは有効630万画素、レンズは35mmフィルムカメラ換算で36-108mmの光学3倍ズーム。ディスプレイは23万画素の2.5型TFTカラー液晶。電源はリチウムイオン電池で、1回の充電で580枚の撮影が可能。サイズは幅92.7×高さ56.7×奥行き27.8mm、重さは195g。