キヤノンは10月24日、ポータブルクラスで最高水準の輝度をもつ液晶プロジェクター「キヤノン パワープロジェクター LV-7575」を12月上旬に発売すると発表した。価格は99万8000円。

 出力特性を改善し高出力化したランプを採用。開口率を高めた液晶パネルや光の利用率を向上させる偏光変換プリズムなどと組み合わせることで5500ルーメンの高輝度を実現した。画素数は78.6万画素、コントラスト比は800:1。解像度は1024×768画素のリアルXGA映像をはじめ、1600×1200画素のUXGA映像までの表示に対応する。

 新たに開発した画像処理回路を搭載。8ビットだった階調を10ビットに増やし、色の再現力を10億7000万色まで広げた。また、映像処理チップとソフトウエアの性能を向上させることで、セグメントフレーム方式でハイビジョン信号の「1080p信号」に対応。映像のプログレッシブ表示が行えるようにした。DVDプレーヤーなどの映像をプログレッシブ表示でオリジナルに近い滑らかな画質で投影することができる。

 そのほか、任意の色相のみを色調補正できる「カラーマネジメント機能」、フレーム間の映像差を検出して最適なノイズ低減を行う「ノイズリダクション機能」などの画像調整機能も搭載した。

 サイズは幅319×奥行き430×高さ168mm。重さは8.7kgで、光学部品の見直しなどを行うことで、従来機種よりも軽量化を図った。内部制御の設計も見直しをしており、本体を垂直にして設置することが可能。天井や床に直接投写することができる。