ソニー、静かで4000ルーメンのデータプロジェクター

「VPL-FE40」は147万画素のSXGA+のパネルを採用し、1400×1050ピクセルの解像度で投射ができる。一方、「VPL-FX40」は79万画素のXGAパネルで1024×768ピクセルの映像を投影が可能。
2機種ともに無機配向膜を使用し、高い耐光性能を持つ液晶パネルを新たに開発。高輝度化と静音性を両立した独自の光学システムを搭載することで、4000ルーメンの明るさを実現した。投影方式は3LCD方式を採用した。
映像ソースに応じて再生方法を設定できる「ダイナミック・ディテール・エンハンサー機能」を装備。インターレースの映像をプログレッシブに変換し高画質で投影できるほか、映画ソフトもフィルムの質感を損なわずにプログレッシブに変換して表示することができる。「12ビット3次元デジタルガンマ補正回路」「3次元デジタルコムフィルター」といった高画質機能も装備した。
レンズは1.3倍の電動ズームをはじめ、「電動フォーカス」「電動水平・垂直レンズシフト」といった機能を搭載。リモコンで離れた場所からでも画角を調整できる。レンズを本体の中心に配置しており、本体とスクリーンのセンター位置の調節も容易。
入出力端子にはHDMI端子をはじめ、アナログRGBの高精細信号の接続や長距離信号伝送用に対応する5BNC入力端子も搭載した。ネットワークにも対応しており、有線LAN経由でネットワークに接続しているパソコンの映像を投射することもできる。また、ネットワークに接続することで、ウェブ経由で電源のオン・オフなども行える。
ソニーでは同時にオプションレンズの短焦点固定レンズ「VPLL-1008」(価格26万2500円)、中焦点ズームレンズ「VPLL-Z1024」(26万2500円)、長焦点ズームレンズ「VPLL-Z1032」(26万2500円)も発売する。