ヤマハ発動機、水素燃料電池で走る125ccクラスの二輪車を開発

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2006/10/19 20:10

 ヤマハ発動機は10月19日、独自に開発した水素燃料電池「ヤマハ水素燃料電池システム」を搭載した燃料電池二輪車「FC?AQEL(エフシー アクエル)」を開発したと発表した。

 ヤマハ発動機は10月19日、独自に開発した水素燃料電池「ヤマハ水素燃料電池システム」を搭載した燃料電池二輪車「FC?AQEL(エフシー アクエル)」を開発したと発表した。

 水素燃料電池のほかリチウムイオン二次電池も搭載したハイブリッド型で、高い効率と出力が特徴。ガソリン車の125ccクラスに相当する。燃料電池に「金属セパレータ」を採用し小型・軽量化を実現。燃料タンクに高圧水素タンク2本を搭載することにより、充分な航続距離を目指す。具体的な航続距離に関し同社では、「開発中のため非公開」。また、発売時期や価格などについても「未定」(東京広報グループ)としている。

 同社は、20年以上前から燃料電池の研究を続けており、05年9月には50ccクラスの燃料電池二輪車「FC?me(エフシー ミー)」を開発、静岡県に賃貸借している。