米サン・マイクロシステムズは米国時間の10月17日、輸送コンテナを使った移動可能な簡易型データセンター「Project Blackbox(プロジェクト・ブラックボックス)」の試作機を発表した。

 コンピュータ、HDDなどの記録装置、ネットワーク機器、高効率電源や冷却装置などを輸送コンテナ内に格納。サンのOS「Solaris(ソラリス)」を組み込んだサーバーを最大250台搭載することができる。データセンターのハードウェア構成は利用企業の要望に応じて構成・提供する。

 今回発表したのは実用仕様に近いプロトタイプで、サンではセンター利用を希望している企業と実用化に向けた共同開発を進めており、07年半ばには正式サービスを開始する予定。データセンターの設計・構築が難しい企業をはじめ、軍事用設備、発展途上国のネットワークインフラなどでの利用を見込む。