三洋エプソンイメージングデバイス(三洋エプソン、有賀修二社長)は10月17日、7.1インチと世界最小のフルハイビジョン(フルHD)タイプの低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイを開発したと発表した。携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」対応の携帯電話やカーナビなどでの利用を見込む。実用化時期や価格は未定。

 独自の広色域化技術「Photo Fine Chromarich」の色変換アルゴリズムと高精細化技術を搭載。テレビ規格の「NTSC」比率で100%を超える色の再現性能と同時に、同サイズのパネルでは最高レベルとなる1インチあたり310ピクセルという高精細を実現した。

 視野角は上下左右180度で、画像処理技術に「AME(Auto-Movie-Enhancement)」を採用。画像をフレームごとで自動解析し、コントラストの高低や明暗に合わせ画像を補正・変換する。また、駆動回路の設計を工夫することで消費電力も抑えた。三洋エプソンでは、量産時には携帯電話メーカーや家電メーカーなどをターゲットに販売する。