米ヒューレット・パッカード(HP)は10月13日、同社のノートPCに搭載したソニー製リチウムイオン充電池のバッテリーパックについてリコール(回収・無償修理)を実施しないと発表した。ソニーとバッテリーの調査を行った結果、安全性に問題がないと判断した。

 米ヒューレット・パッカード(HP)は10月13日、同社のノートPCに搭載したソニー製リチウムイオン充電池のバッテリーパックについてリコール(回収・無償修理)を実施しないと発表した。ソニーとバッテリーの調査を行った結果、安全性に問題がないと判断した。

 調査で、HPがソニー製バッテリー採用前に11カ月の評価テストを実施し、一部設計を変更し安全性を高めたバッテリーセルを採用したことや耐久性の高い構造で複数の保護機構を採用したことを確認。さらに充電回路はソニーの推奨する充電方式に合わせ、最大充電電圧を超えないような設計を採用していたことも明らかになった。また、搭載するバッテリーが発熱事故を起こした電池とは異なる生産ロット品を使用していることも確認した。

 これらの結果から、ソニーが9月29日に発表した自主回収プログラムの必要はないと結論づけた。HPによれば現時点ではHPのノートPCでソニー製電池による発火事故などは世界的に報告されていないという。