東芝は10月10日、韓国のLGフィリップスLCDと、LGフィリップスがポーランドに建設中の子会社で、液晶パネルを製造するLGフィリップスLCDポーランド(LPLWR)に約55億円を出資し、液晶パネルを共同で生産すると発表した。

 今回の出資は、成長する欧州の液晶テレビ市場で両社のシェア拡大を図ると同時に、新製品の開発・製造でも綿密な協力体制を築くことが狙い。東芝は、液晶パネルを安定して供給を確保できる。将来的には、LPLWR社から50V型を超える大型液晶パネルの調達も視野に入れており、欧州市場で大型液晶テレビのラインアップの拡充も見込む。

 東芝は、欧州での液晶テレビ事業強化と販売拡大に向け、ポーランドのヴロツワフ近郊のコビエジェツェに液晶テレビの製造販売会社「東芝テレビ中欧社」を9月に設立。「東芝情報システム英国社」とあわせ、09年度に約300万台の液晶テレビの生産を目指している。