経済産業省は、デルやアップルコンピュータのノートPCに搭載された、ソニー製リチウムイオン電池の不具合について対応策を公表した。

 8月24日にデル製ノートPCについて、8月28日にはアップル製ノートPCについて言及した対応策を発表。デルとアップル、ソニーに対して、事故原因の究明、再発防止策などに関し報告徴収を行うとともに、業界団体を通じてその他のパソコンメーカー、電池メーカーの状況についても調査・報告を要請した。また、リチウムイオン電池の安全性確保の方策を検討するため、電池・蓄電技術の専門家による検討委員会を同省内に設置する。

 ノートPCに搭載された問題のソニー製リチウムイオン電池は、ごく稀に異常発熱し、その一部は場合によって発火する可能性がある。この不具合を受け、デルとアップルは日本を含む全世界で該当するリチウムイオン電池を使用したバッテリーを自主回収し、無償交換すると発表した。日本国内でも、デル製ノートPCでは05年10月と06年6月に出火トラブルが発生。アップル製ノートPCでも1件、06年4月に出火トラブルが発生したことがわかっている。