オールアバウト(江幡哲也社長)は8月30日、同社初の100%出資子会社オールアバウトフィナンシャルサービス(東京都渋谷区、川田規人社長)を設立し、9月から事業を開始すると発表した。

 新会社は、企業などに属していないフリーのフィナンシャルプランナーをネットワークし、総合情報サイト「All About」を通じて、顧客獲得機会を設け、投資信託や保険などの金融商品をアドバイスして販売するために設立した。主な収益源は、投資信託や保険商品などの販売手数料となる。3年後に、フィナンシャルプランナー300名体制の構築を目指している。

 まずは9月から、フィナンシャルプランナーの募集を開始し、その後、11月から年末までに「All About」個人会員や法人向けに向けたサービスを開始する予定。

 オールアバウトでは、金融商品が多様化し、富裕層だけでなく、一般消費者にも資産形成への関心が高まっているなかで、まだ抵抗を感じて二の足を踏んでいる人が多いと分析。そこで、オールアバウトが運営する総合情報サイト「All About」を通じて、フィナンシャルプランナーが、特定の銘柄や保険会社に偏らず中立的に金融商品を個人にアドバイスできる仕組みを作ることにした。潜在需要を掘り起こし、「個人のフィナンシャルデザインの実現を支援」(梶並千春・オールアバウト・経営企画部経営企画グループプロジェクトリーダー)することを目指す。

 新会社オールアバウトフィナンシャルサービスの代表取締役社長に就任した川田規人氏は、旧、東京フィナンシャルプランナーズ(現、TFPコンサルティンググループ)の創業メンバーで、独立系フィナンシャルプランナー(IFA)の草分け的存在の1人だという。