東芝は8月30日、AVノートPC「Qosmio」シリーズで、インテルの最新デュアルコアCPU「Core 2 Duo」や17型ワイドのフルHD液晶、地上デジタルTVチューナーなどを搭載した「Qosmio G30/797HS」「Qosmio G30/795LS」2機種を9月9日に発売すると発表した。

 東芝は8月30日、AVノートPC「Qosmio」シリーズで、インテルの最新デュアルコアCPU「Core 2 Duo」や17型ワイドのフルHD液晶、地上デジタルTVチューナーなどを搭載した「Qosmio G30/797HS」「Qosmio G30/795LS」2機種を9月9日に発売すると発表した。

 最上位モデル「Qosmio G30/797HS」は、光学ドライブにDVDスーパーマルチ機能搭載のHD DVD-ROMドライブを搭載。「Qosmio G30/795LS」はDVDスーパーマルチドライブを搭載する。

 「Qosmio G30/797HS」は、地上デジタル放送やHD DVDソフト、3Dゲームなどが楽しめる最新テクノロジーを盛り込んだ。CPUには、4MBの2次キャッシュメモリを搭載し、大容量データの高速処理が可能なCore 2 Duo T7200(2.00GHz)を採用。GPUには、従来の2倍のVRAM容量を持つ「NVIDIAR Ge Force Go 7600(256MB)」を搭載し、H.264デコード処理をGPUで実行することでCPUの負荷を低減する。

 また、今回新たにHD DVDソフト再生ソフトとして、同社オリジナルの「TOSHIBA HD DVD PLAYER」を採用。再生処理の高速化や、圧縮データを復号するデコーダ性能を改善するなどして、さらに滑らかなHD DVD映像の再生が可能となった。本編を再生しながら、メニュー画面やチャプターリストを表示することもできる。

 「HD DVDソフトは、再生だけでCPUに大変な負荷がかかっていたが、最新CPUとGPUで負荷を下げるとともに、再生ソフトを改善したことで、よりスムーズな動画再生が可能になった」(PC&ネットワーク社 PC第一事業部 PCマーケティング部 マーケティング担当の荻野孝広主務)としている。

 さらに、フルハイビジョン映像をそのまま表示できるWUXGA(1920×1200画素)の17型ワイド液晶を搭載。TVチューナーは、自社開発小型地上デジタルTVチューナーと地上アナログTVチューナーの2つを内蔵し、およそハガキ2枚分の大きさの「地上デジタル放送受信専用 室内用アンテナ」も同梱する。

 価格はオープン。実勢価格は、CPUにCore 2 Duo T7200(2.00GHz)を搭載した「Qosmio G30/797HS」が40万円前後、Core Duo T2300(1.66GHz)を搭載した「Qosmio G30/795LS」が30万円前後の見込み。メモリ容量はどちらも1GB、HDD容量は「797HS」が320GB、「795LS」は200GB。OSはともにWindows XP Home Edition。

 国内では、同社のノートPC「dynabook」の販売台数全体の約3割を「Qosmio」シリーズが占めているが、「今後はAVノートPCにさらに強化し、4割を目指したい」(荻野主務)という。

 また、12.1型ワイド液晶を搭載し、約13.5時間の長時間駆動を実現した1スピンドルのモバイルノートPC「dynabook SS SX/495NK」など2モデルも同時に発売する。いずれもCPUには、インテルのCore Solo 超低電圧版 U1300(1.06GHz)を採用。メモリは512MB、HDDは60GB。指紋センサーなどを搭載しセキュリティも強化している。価格はオープンだが、バッテリ駆動時間が約13.5時間の「dynabook SS SX/495NK」が22万円前後、同約9時間の「dynabook SS SX/490NK」が21万円前後の見込み。