ソフォス(アラン・ブロデリック社長)は、「ルートキット」を検知し駆除するツール「Sophos Anti-Rootkit(ソフォス アンチ ルートキット)」を開発し、同社のWebサイトで無償ダウンロード提供を開始した。

 「ルートキット」は、第三者(不正な侵入者など)がコンピューターにハッキングした痕跡やその行為を隠すソフトウェアツールをまとめたパッケージ。スパイウェアやキーロガーなどの悪意のあるソフトウェアによって作成された実行プロセスやファイル、システムデータを隠し、セキュリティソフトによって検知されることを回避する。同社の調査によると、ビジネスユーザーの55%が「ルートキット」の危険性を懸念している一方で、37%にのぼるユーザーがルートキットを「知らない」と答えているという。

 「Sophos Anti-Rootkit」は、既知・未知のルートキットを検知、駆除するほか、簡単なGUIで検知したルートキットや必要な対策の情報を提供する。他のルートキット駆除ツールにはない、ルートキットを削除することがOSの効率や完全性に影響を及ぼす可能性がある場合、その旨を警告するという特徴を持つ。また、同社のウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus」のほか、他社のウイルス対策ソフトと同時にインストールして使用することができる。対応OSはWindows NT、2000、XP、2003。