日立製作所は8月23日、設置性や音にこだわったネットワーク対応の液晶プロジェクター「CP-X608J」「CP-X605J」を9月中旬から順次発売すると発表した。価格は、無線LAN対応で9月下旬発売の「CP-X608J」が69万3000円、9月中旬発売の「CP-X605J」が65万1000円。

 有線LANケーブルでプロジェクターとPCをつなぐだけで、離れた場所からの制御と映像投写が可能。電源のON/OFFやランプの使用時間、異常を監視しトラブル発生時にメールで知らせる機能も搭載する。

 投写画面を水平方向に左右1/10画面分・垂直方向に上2/5画面分移動でき、ドライバーでの微調整が可能な「水平・垂直方向レンズシフト機能」を搭載。オプションレンズも4種類用意し、幅広い使用環境に対応する。16W(4W×4)の高出力スピーカーを内蔵し、立体音響技術「WOW SRS」も搭載しているため、広い会場でも別途スピーカーを用意することなく、臨場感のあるサウンド効果を発揮する。

 マイクロレンズ(MLA)付きの0.79型の高開口率液晶パネルを使用し、高出力285Wランプの採用と光学レンズを最適化することで4000ルーメンの明るさを実現。プロジェクターの設置状態を監視して、傾き角度など設置状態が変化した場合に操作をロックできる「状態監視機能」や、使用者を制限する「パスワード機能」など実用的な機能も装備する。

 「CP-X608J」はIEEE802.11gに対応し、これまでの約5倍の転送スピードでファイルをワイヤレスで送信する機能を備え、最大4台のPC画面を表示できるワイヤレスネットワークの構築が可能。SDメモリーカードをはじめとする各種メディアに対応し、PCレスで使用することもできる。

 「CP-X605J」は、LANケーブルでPCからプロジェクターへ静止画データを送付できる「静止画転送機能」を装備し、静止画データを4点まで保存することができる。