東芝は8月23日、都内で会見を開き、液晶テレビ「REGZA(レグザ)2000シリーズ」の新製品3シリーズ、12機種を9月中旬から順次発売すると発表した。価格はオープン。

 東芝は8月23日、都内で会見を開き、液晶テレビ「REGZA(レグザ)2000シリーズ」の新製品3シリーズ、12機種を9月中旬から順次発売すると発表した。価格はオープン。



 一新したラインアップでは、「高画質LSI技術」「最新LCDパネル」「大型映像画造りノウハウ」「デザイン」「環境設計」という5つのポイントに注力し、初めて3シリーズ全てのラインアップを一新した。ラインアップは「Z2000シリーズ」「H2000シリーズ」「C2000シリーズ」の3シリーズ12機種。こだわりをもったテレビ開発を推進し、シェア拡大を目指すという方針を打ち出した。いずれも新映像システム「新メタブレイン・プロ」を搭載し、素材の質感を重視した「ミニマルデザイン」を採用した。また、リモコンのデザインも一新し、文字を大きく、暗いところでも見やすいネガ表示とした。

 「Z2000シリーズ」は、余分な装飾を廃したシンプルなデザインを採用。視聴時に映像に集中できるようフレームは硯をイメージ。傷がつくにくく、高硬度塗装を採用したマットストーンブラックを採用した。スタンド部もシンプルながら、試作品だけで相当な数の曲線を試した末のデザインで、アルミの質感のある形に決定した。

 液晶はフルHD(1920×1080画素)のIPS液晶パネルを採用。Bフレッツで映像配信サービスを提供している「4th MEDIA」にも対応しているが、4th MEDIAが新たにハイビジョン映像の提供を開始したため、ビデオ・オン・デマンド映像もハイビジョン画質で楽しめるようになった。

 スピーカーは、オンキヨーと共同開発したジェットスリットスピーカーを搭載。LAN経由でハイビジョン番組を録画できるLAN HDDハイビジョン録画機能、対応機器とホームネットワークを構成できるDLNA対応、電子番組表の「新テレビdeナビ」などの機能も備えた。

 発売日と実勢価格は、47V型の「47Z2000」が10月下旬発売予定で、実勢価格は60万円前後となる見込み。42V型の「42Z2000」が9月中旬で50万円前後。37V型の「37Z2000」も9月中旬で42万円前後。32V型の「32Z2000」も同じく9月中旬で30万円前後。

 「Z2000シリーズ」同様に、「H2000シリーズ」「C2000シリーズ」も光沢のないマットブラックの高硬度塗装を採用。スタンド部はアルミニウムシルバーでフレームのマットストーンブラックとした。

 「H2000シリーズ」は、300GBのハードディスクを搭載したモデル。いずれも10月下旬の発売予定で、価格は42V型の「42H2000」が45万円前後、37V型の「37H2000」が37万円前後。32V型の「32H2000」が30万円前後の見込み。

 「C2000シリーズ」は機能を絞り込んだシンプルモデルで、製品発売時期はいずれも10月下旬の予定。42V型の「42C2000」が40万円前後、37V型の「37C2000」が32万円前後、32V型の「32C2000」が25万円前後、26V型の「26C2000」が20万円前後、23V型の「23C2000」が18万円前後の見込み。

 今年度上半期の実績として、同社執行役常務で、デジタルメディアネットワーク社副社長の新倉諭テレビ事業部長は、「13%シェア獲得を目標としていたが、4月から7月の実績では12%のシェアだったと認識している。従来は2桁シェアを獲得していなかったところから、12%にまで回復し、しかもメーカーシェアでは3位タイとなった」と報告。BCNランキングのデータをもとに算出した、薄型大画面テレビ国内市場の構成比から、「30から40V型では9割が液晶となり、40から50V型でも70%が液晶テレビとなった。当社が液晶にフォーカスしたのは間違いではなかった」(同)と語った。

 同社は今年2月、テレビのブランドをREGZAに一新。「テレビは厳しい競争が繰り広げられている分野であるが、商品力と新モデルの拡充によって、従来の発表通り、国内でシェア15%獲得を目指す」(同)との方針を改めて強調した。