アップルコンピュータ(アップル)は8月7日、米国サンフランシスコで開催している「WWDC 2006」で、サードパーティー・デベロッパー向けに新OS「Mac OS X バージョン10.5“Leopard(レパード)”」をプレビューした。

 「Leopard」は、Mac OS Xの6回目のメジャーリリースで、07年春に出荷する予定。新たに「Time Machine(タイムマシン)」や「Spaces(スペーシズ)」など、さまざまな機能を盛り込むほか、電子メールソフト「Mail」やメッセンジャーソフト「iChat」の機能拡張を図る。64ビットをネイティブでフルサポートするのも特徴。06年4月からパブリックベータとして公開中の「Boot Camp」も改良して搭載する。

 「Time Machine」は、Mac上に保存されたあらゆるコンテンツを外付けHDDまたはMac OS X Serverに自動的にバックアップし、復元することができる新技術。誤って削除してしまったファイルや写真、アプリケーションなどを、時間軸ベースのビジュアルディスプレイで時間をさかのぼって検索でき、クリック1回で瞬時に復元できる。

 「Spaces」は、特定業務に必要な複数のアプリケーションをグループ化して「スペース(空間)」に保存できる新機能。業務に応じてスペースを切り替えることで、必要なアプリケーションを瞬時に呼び出すことができる。

 また「Mail」には、美しい写真やグラフィックを使った電子メールが作成できる「Stationery」、アイデアメモなどを電子メールのように管理できる「Notes」、やることリストを作成・送信できる「To Dos」など新機能を用意。RSS配信にも対応し、最新ニュースを受信トレイで受け取ったり、記事更新の通知を受け取ることが可能。「Mail」と「Safari」については、フィッシング対策や自動ファイアウォールなど、セキュリティ機能も強化するとしている。